
技術部保全課
電気の専門知識を活かして 工場設備を守る。2014年入社 電気・情報科卒
K.S.さん
EQUIPMENT MAINTENANCE
Chapter 01仕事内容
設備の故障・トラブルを
いち早く解決する。
主に、名古屋工場内の各設備に故障やトラブルが発生した際、その対応を行う設備保全業務に携わっています。私は電気担当なので、電気部品の交換やソフト変更などを行い、故障を復旧します。ここで大切になるのが、実際に機械操作を担当しているオペレータの皆さんとのコミュニケーション。単に「動かない」ではなく、具体的にどのような状態になっているのかを詳しく聞き出すことで、故障原因を絞り込み、より速いスピードでの復旧を目指すようにしています。
こうしたトラブルを未然に防ぐよう、予防保全や、再発防止に向けた設備改善も重要な仕事です。また、設備の更新や改造など、機械メーカーや工事業者さんに依頼して設備工事を行う際は、その管理を担当します。難しい業務のように思えるかもしれませんが、実際は経験が何よりも大切で、多くの故障局面にふれることで知識や技術が身につき、スキルアップにつながると感じています。

Chapter 02やりがい
自分の持ち味を最大限に
活かせている。
私の最も大きな強みは、コミュニケーション能力に長けているところだと思っています。設備保全の業務では、工場内の各生産現場と密に連携することが非常に重要な要素となるため、まさに自身の持ち味が発揮できるシーンが数多くあり、そこにやりがいを感じています。特に設備改善策の検討においては、オペレータの方々が普段から困っていること・不便に感じているところを把握するのが出発点となりますが、こうした情報は「人と人」の関係が築けていなければなかなかうまく引き出せません。その点、最近ではオペレータの若手メンバーとも良い関係が作れてきて、業務もうまくまわっているように思います。
また、この仕事は毎日、違う設備の、異なる故障・トラブルと向き合うため、日々勉強と思いながら新鮮な気持ちで業務に励めるところにも、やりがいとおもしろさを感じています。

Chapter 03これから
何年経験を積んでも
勉強を続けていく。
今後は、まず第3種電気主任技術者試験の合格を目指します。電気管理においてさらに業務領域を広げるには必須といえる資格なので、ぜひ取得したいと考えています。すでに勉強を始めており、かなり手ごわい印象ですが、あきらめずにしっかり取り組んでいきます。また、まだまだ経験や知識が不足しているので、電気の知識やラダープログラム知識の向上を目指そうと思います。
この仕事は何年経験を積んでも勉強が必要で、勤続30年の大先輩も「初めて経験するトラブル」があるとのこと。ただ、電気系出身者は社内でも限られているので、重宝もされますし、即戦力として活躍も可能です。「こいつはできる」と思われれば次々仕事の依頼がくるので、頼られる喜びを感じながら楽しく仕事ができると思います。

Chapter 04入社理由
正直に言うと、特に卒業後にやりたいことも希望する業界もありませんでした。そんな私が、学校に数多く寄せられていた求人票の中から着目したのが、クリオンでした。当時、ちょうど東京スカイツリーが完成した頃で、そこにクリオンの製品が用いられていると知り、興味を持ちました。こんな社会的インパクトの強い建築物に携わる会社で仕事ができたら、やりがいも大きいに違いないと考え、入社しました。
Chapter 05学生時代
カラダを動かすのが好きで、小学生の頃からテニスを始め、中学・高校の6年間はソフトテニス部に所属して部活動に明け暮れていました。仲間と一緒に何かに取り組むのも好きで、高校時代には電気工事士の資格取得を目指し、講習を担当してくれた仲の良い先生の指導のもと、友人たちと教室にこもって飲食をしながら勉強したのは良い思い出です。資格も無事に取得できました。