ALC建材ALC Building Materials

ALCとは

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ALCとは、Autoclaved lightweight aerated concrete の略で、セメント、石灰質原料およびけい酸質原料を主原料とし、オートクレーブ(高温高圧蒸気)養生した軽量気泡コンクリートのことをいいます。
1960年代前半に北欧からその技術が日本に導入されて以降、ALCに鉄筋などの補強材を埋め込み成形したALCパネルとして、様々な技術開発が行われ、現在では低層から超高層までの建築物の外壁、間仕切壁、床および屋根など様々な建築部位で高品質・高性能の建築材料として幅広く用いられています。

耐震安全性と施工性に優れた「工場埋設アンカーパネル」を
標準仕様としているのは 業界でクリオンのみ。
東京スカイツリー®︎にも採用された品質と信頼の厚形パネルです。

ALCパネルの取付けアンカー部は、ALCパネルの耐震安全性を確保する上での、言わば心臓部でその要となるのがアンカー金物です。
アンカー金物を、あらかじめパネル製造段階において、パネル内部の補強筋(鉄筋)に堅固に溶接固定し埋設したパネルが「工場埋設アンカーパネル」です。
クリオンは長年にわたって埋設アンカー技術に取り組み、今では「工場埋設アンカーパネル」を外壁の標準仕様パネルとして安定的に供給できるようになった、業界で唯一のメーカーです。

クリオンの特徴

ALCクリオンは優れた総合品質により、超高層ビルから一般住宅まで実績と信頼で選ばれています。

#01

耐火性

安全な生活空間を確保します。

法定耐火構造部材として建物の多様な部位に使用でき、火災に対して延焼・類焼の防止に有効です。
主原料は無機質系のため、万がーの火災時にも有毒ガスの発生がなく、安全性に優れた建築物を創り出します。

#02

軽量性

ALCの様々なメリットを引き出します。

普通コンクリートの約1/4 の重さです。建物の軽量化が図れ、躯体の工事費が削減でき、経済性を高めるなどのメリットを生み出します。
木材と同等の軽量にもかかわらず、内蔵する補強筋と一体となって、使用部位に応じた十分な強度を有しています。

#03

遮音性

安らぎの居住空間を提供します。

建築基準法に規定されている「長屋または共同住宅の界壁の遮音構造」として、「ALCを用いた遮音構造」が、 国土交通大臣により指定されています。

#04

信頼性

環境性能が人と地球を守ります。

セメント・生石灰および けい酸質原料などの無機質系の主原料で構成され、人体に有害なアスベスト(石綿)や、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを含まない「人と地球環境に優しい建材」です。

#05

断熱性

省エネルギーで快適な空間が創れます。

熱伝導率は0.17W/(m・k)で、コンクリートの約10倍という優れた断熱性があり、省エネルギー性の高い建材です。

#06

耐久性

安定した品質が高い信頼性を築きます。

防錆処理された鉄筋を内蔵し、オートクレーブ養生で硬化した製品は、乾燥収縮や熱膨張が極めて小さい、安定した物性を実現した工業製品です。

#07

意匠性

オリジナルファッションパネルが好評です。

コンクリート系建材特有の重厚感と高級感で建物を演出します。また、多種・多彩なバリエーションのファッション製品の他にオリジナルな柄にも対応が可能で、その意匠性は極めて高く、あらゆるユーザーのニーズにお応えします。

#08

リサイクル
システム

リサイクルシステムを確立しています。

環境省から「廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく産業廃棄物の広域的処理に係る特例(広域認定制度)」の認定を受け、建築現場で発生するクリオン端材を回収して再利用できるリサイクルシステムを構築しています。

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